2軸貨車のつなげ方

ここ最近、大手メーカー様でも2軸貨車のセットが発売されるようなり、再び編成を組んだらいいのかと言うお話を聞くようになりました。


なので、前回よりも簡単(?)な2軸貨車、黒い貨車、黒ワムのつなぎ方をお書きします。


前回↓


まず、貨車の編成で根底にあるのは、何を何両つないでも大体間違いない(自由)ということです。


これは、2軸貨車がメインの時代は、荷主が貨車1両を借り切ることがメインだったためです。

今のトラックを1台チャーターするような感じです。


その為、当時の国鉄は、荷主の要望にお応えするため、荷物に合った貨車を用意し、荷物を積む駅から降ろす駅まで走らせていました。

今ですと、運送屋さんが荷物に合わせて、箱ボデーのトラックや、平ボデー、冷蔵車など手配するような感じです。

ちなみに、貨車の主力はワムなど有蓋車になります。

よく見るトラックが箱ボデーと同じです。


ただ、さすがにトラックのように1両で走らせることは鉄道では不効率なので、同じような行先にまとめて、編成にして貨物列車を運行していました。

そうすると、貨物列車の中にワムやトムやレ、タキ、ホキ・・・などいろいろつながります。


編成長(両数)については、貨車は前述の荷主の要望で手配なので、運ぶものがなければ連結せず短くなり、多ければ貨車を増やして長くなります。

今ですと、コンテナ列車にコンテナがたくさん乗っているの時と、あまり乗っていない時のような感じです。


ちょっと長くなってしまいましたが、このような感じで貨車の編成は自由になります。


ここからは、もう少しリアルな編成にしたい方向けのご説明になります。


貨物の編成は「自由」と書きましたが、実際は制約や時代的につなげないものがあります。


まず、一番の制約は編成長(両数)です。

普通の旅客列車が15両や12、10両などのように、路線によって貨物列車も編成が決まっております。

これは、駅の有効長や勾配など線形、貨車の重さによって決まってきます。


さすがに、それぞれの路線の最大編成や最大トン数を調べたり、書いたりすると大変なので、ものすごく簡単に書かせていただきます。


東海道・山陽など大幹線 50~60両(2軸貨車)

東北や北陸など幹線 50~40両(2軸貨車)

中央線など山脈幹線 40両~30両(2軸貨車)

幹線から分かれる地方幹線 30両~10両(2軸貨車)

末端の路線 10両~1両(2軸貨車)


個人的な見解もありますが、だいたいこんな両数になります。

トキ、タキなどボギー車を入れる場合は、少し減らします。



次の制約として、時代的なことがあります。

まじめな時代劇でスマホが出てきたらおかしいですよね。

そのような感じで、リアルに編成を組むとしたら貨車自体の歴史を調べなくてはいけません。


こちらも、それぞれ書くと大変なので、ものすごく簡単に書かせていただきます。


1960年(昭和35年)頃まで 黒貨車+車掌車(ヨ)

1985年(昭和60年)頃まで ワム80000+黒貨車+車掌車(ヨ)

1985年(昭和60年)以降 ワム80000+黒貨車


だいたいこのような組み合わせになります。

他、タンク車、冷蔵車など加わってきますが、それぞれ歴史をお調いただけると幸いです。



さて、以上のことを含めて、簡単な編成の組み方をご紹介。


まずベースは、

ワム×10~20両+ヨ

にします。

これは、ワムの利用が多いためです。


ここに、トムやタキを加えて、編成に凸凹のアクセントをつけます。

さらに、レなど冷凍車を入れて色のアクセントも付けていいと思います。


そして、貨車を増やしていきます。


あとは、お好みの線区、時代に合わせて組み合わせてください。


以上ような感じで、まずは適当に編成を組んでみてください。


そこから気になる貨車があれば、そのまま組み込んでもいいですし、調べてみて時代や線区を合わせていってもいいと思います。


前回も書きましたが、あくまでも模型なので適当に自由に楽しみましょう。

最初は自由だと怖いものです。

しかし、間違えていても、よっぽどの人が見ない限り間違えには気づかないはずですから。


さあ、自由なる黒貨車の世界へ!

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